アルコール消毒液の選び方のポイントは
2つ新型コロナウイルス感染拡大で、マスクだけでなく、アルコール消毒液の需要も高まっています。
政府は、事業者に補助金を出して、
アルコール消毒液の増産を要請するなどした結果、
なんとか品薄状態から抜け出したようです。
ですが、コロナの感染拡大は増えているのが現状です。
今日はアルコール消毒液についてお伝えしていきます。
■アルコール消毒液の選び方のポイントは2つ選び方のポイントは2つあります。
アルコール濃度と消毒液のタイプ▼アルコール濃度は80%前後のものを選ぶ
アルコール濃度が100%に近いものは
気化するのが早く除菌能力が低くなります。
刺激が強く手荒れの原因にもなります。
最も除菌能力が高いのは、アルコール濃度80%前後の製品です。
▼消毒液は液状、ジェル、泡の3タイプ●液状タイプ液状タイプは、オフィスなどで良く使われます。
べたつきを抑え、さらっとした使用感です。
大容量なタイプが多い。
●ジェルタイプ
ジェルタイプは、液状のタイプと比べて
こぼれづらいので、小型容器に入れるなどして
持ち運ぶと重宝します。
保湿力があるものが多いです。
外出時にバックなどに入れておくと便利です。
●泡状のタイプ
泡状のタイプは、石鹸と同じ感覚で使えるので便利です。
自宅の洗面所に置いて使うなどするとよいでしょう。
手からこぼれづらいので、子供や年配の人でも使いやすいです。
■アルコール消毒液が入手できない場合の除菌方法
次亜塩素酸ナトリウムは、コロナウイルス対策に有効として
厚生労働省や経済産業省から発表されています。
入手できない場合、次亜塩素酸ナトリウムを使いましょう。
次亜塩素酸ナトリウムは、アルコールと同様に除菌効果がありますが、
アルコールと違って水で
希釈して使用する必要があります。
指定医薬部外品ではないため、手指に使用することはできません。
コロナウイルス対策として推奨希釈濃度は500ppm(0.05%)です。
ドアノブ、スイッチ、机の引き出しなど、手で触れたところの消毒
に使用してください。
▼手洗いアルコール消毒液は手に入らない時、
手洗いするだけでも十分な予防効果があります。
ハンドソープなどを手に付けて指先や、指の間など
丁寧に洗いましょう。
▼ドアノブなどは次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)を使う
ドアノブや手すりなど、よく触れる場所の消毒は
次亜塩素酸ナトリウムを含む「ハイター」などを使います。
漂白剤を濃度0.05%に薄めた液を使いましょう。
腐食しやすいので、金属性のドアノブなどは注意が必要です。
※疑問点と注意事項について
・他の薬品と混ぜない。容器に詰め替えない。
・消毒剤が少なくなっても、容器に消毒液を継ぎ足さない
・家事用手袋を着用し換気をする。
・商品は、消毒効果を十分に発揮されるようにエタノール濃度を調整したもの
薄めずにご使用ください。
・エタノールは化粧水に使用できます。
・冷蔵庫の清掃に使用でき、多少かかぅても食物に何ら影響はありません。
・引火しやすい性質のために火気に近づけないようにしてください。
・ニスの塗ってある物、樹脂製品、皮革製品に使用すると表面が変色する。
・一般的にアルコールといえば、エタノールのことです。
・消毒に用いられる製剤は主にエタノール、イソプロパノールです。
・使用期限が切れたアルコール消毒剤を使わない。
■おすすめアルコール消毒液
新型コロナウイルスの感染対策として
厚生労働省や、消費者庁、経済産業省は
『消毒や除菌効果をうたった商品は、目的に合ったものを、
正しく選びましょう。』と呼びかけています。
商品の購入に関してチェックポイントは次の4つです。
・使用方法
・有効成分
・濃度
・使用期限
参考までに商品を4つ紹介しますが、上の4つの
チェックポイントを意識して商品を選んでください。
1.手ピカジェルプラス 300mLx3個 [指定医薬部外品]
サラッとしたジェルタイプで、手の菌や汚れが気になる時に
ササッと使えます。しっとりした潤いも残ります。健栄製薬のアルコール消毒液。2.(健栄製薬)手ピカジェル 60ml [指定医薬部外品]持ち運びに便利な 60mlタイプ。
小型容器に入った手ピカジェルです。
3.[指定医薬部外品] ビオレu 手指の消毒液【置き型本体】 400ml花王の液状タイプの手指用消毒液。さらっとした使用感で、手に馴染みやすく使いやすいので、
手荒れの気になる方にも最適です。
キッチンに置いて、
調理の合間もまめに使っている方も。
4.【日本製】ハンドジェル アルコール洗浄タイプ 500ml 2本セットジェルタイプですが、さっぱりべとつかないので人気商品。
ですが、小さな文字でアルコールは「清涼剤・溶剤」として書いてあり
化粧品(製造業者が公表)です。
アルコール濃度も50%台なので低いのが難点です。
■まとめ
新型コロナウイルス感染がまだまだ収束したわけではありません。
マスクで感染予防すると同時に、消毒に関しても十分な
知識を持って正しく使用してください。
コメント