田上明 病気 5年前に引退 現在は?
元プロレスラーでプロレスリングノアの2代目社長だった、
田上明さんががんだった、ことをご存じだろうか?
田上明さんといえば、
1990年代、全日本プロレスで三沢光晴、川田利明、小橋建太とともに
“四天王”として暴れまくり、
2000年に旗揚げしたプロレスリング・ノア参加。
日本武道館や東京ドームでの興行が、
次々に満員になるほど人気を誇った。
だが、09年6月13日、三沢が試合中の不慮の事故により他界。
田上さんは2代目社長を引き継ぎ、
プレーイングマネジャーとして奮闘した。
「集客力が落ちて営業的には苦労ばかり。スタッフや所属レスラーに協力してもらって、
何とかやりくりしたよ」
売り上げダウンにより、やむを得ず自らの給料をカットした。
「若手選手より安かったのではないか」とは、
あるプロレス雑誌の記者の証言だ。
その田上明さんが、今年3月に胃がんが発覚、4月16日、全摘手術をしたというのだ。
事の経緯を説明すると
・3月1日に知人宅で貧血を起こして倒れる。
・翌2日にも別の知人宅で倒れて左側頭部を6針縫うケガを負った。
・3日早朝、今度は自宅で倒れて意識不明。
救急車で病院に担ぎ込まれた。
・検査したところ胃潰瘍で胃に穴があいており、そこから大量出血。
・「出血性ショック死の可能性もあった」ほど重篤で、
400㏄の血液パックを5パック使用して最悪の事態を免れた。
ところが生体検査によって、胃がんも判明、
田上さんいわく「医師からは、『悪性です。全摘しか助かる道はありません』って言われました。
にわかに信じられなくて夢かと思ったよ。だって2日の夜まで焼酎の水割りをガンガン飲んでたから」
今年になって急に体調を崩された、ような印象ですね。
やがて体力の回復を待って、4月16日に手術をした、というわけです。
無事成功したものの、1週間後に切創が離開したため、
再び丸2週間の入院となった。
「転移はないから定期検査を受けて、食べ物にも気をつければ
なんとかなる。でも酒がやめられなくて、焼酎のロックをチビチビ・・」
■現在は「ステーキ居酒屋 チャンプ」を経営。
今は茨城県つくば市郊外、最寄りのJR常磐線牛久駅から
クルマで10分弱の「ステーキ居酒屋 チャンプ」で
2歳年上の姉さん女房の清美さんと二人三脚で経営している。
リハビリをしながら、のんびり暮らしているそうだ。
「16年11月まで社長に専念して、去年2月まで相談役。
ノアと縁は切れたけど、所属選手だけでなく、遠くはドイツからも
ファンが店に食事に来てくれるから退屈はしてないね」
とにかく、体に気を付けて、
いつまでも健康で長生きしてほしいものです。
妻の清美さん、1男1女と4人暮らしだ。
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