しまむらの利益が大幅に失速しているニュースがありました。
報道によれば、2019年2月期連結決算を発表した内容は、
売上高が前期比3.4%減、営業利益が40.7%減、
純利益が46.2%減だそうです。
これに北島常好社長は「2018年の天候不順」と
「“65th誕生祭”などでの過度なセール企画が仇になった」と
説明しています。
昔から利用してきた私にとって、この決算のニュースは、
ある意味、当然の結果ではないでしょうか?
■品揃え魅力半減した原因は、PBへの移行
2010年あたりから、PB(プライベートブランド)商品の
比率を高めたというデータがあり、
それまでは、複数のメーカーから仕入れた不良在庫を、
かなりの低価格で売っていたことで、
それが『まるで宝探しみたいだ』と好評
だったのに、そのいわば“強み”を自ら捨てた格好です。
SNSで『#しまパト(しまむらパトロール)』が
話題になったしましたね。
とくにこの2年ほどは、
大量に売れるものを増やすし、商品数を絞り込んだために、
アイテムが4~5割減ったということも言われています。
■「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリの影響
最近の若者は、フリマアプリで、
古着でも上質な商品を安く手に入れられるために、
あえて安さによって質が落ちる新品を、
選ばなくなっている傾向にあるのでは?との指摘もあるそうです。
上質な商品であれば、再度フリマアプリで、売ってもよいわけで、
飽きたらまた売ればよい、という気がるさもある
「メルカリ」や「ラクマ」な
どのフリマアプリの影響が大きいと、
言われています。
■まとめ
私の住んでいる地でも、しまむらがありますが、
面白いものを期待して店舗に入っても、品揃えは
一般的なものしか置いてありません。
私はよく下着を購入いていましたが、
ボクサーブリーフかトランクスしかなく
普通のブリーフは見当たりません。
これまでのしまむらは過去のものになってしまいました。
どの店に行っても同じ“ユニクロ化”が、なんか面白みに欠ける
イメージをつくってしまったのでしょうが、
これからのしまむらに期待することは、
店の特徴を活かした品揃えを希望しますね。
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