首位を走る巨人にとって菅野智之の復活が
待たれるところですよね。
5月17日現在での首位を走っている巨人ですが、
2位とは1ゲーム差。
巨人もリリーフ陣に不安があるだけに、
エースの菅野に負担がかかるのも
当然のことだろうと思います。
ファンの間では、
“昨年の疲労でしょう”という声が圧倒的です。
1年間投げ続ければ、前年の疲労は必ず残るから、
甘いところにボールが行ってしまう。
4月25日の対ヤクルト戦では、
青木宣親、山田哲人、バレンティンと
3者連続本塁打を浴びて、3回1/3で12安打7失点。
防御率が一時3.82にまで悪化してしまいました。
その後、阪神戦では4被本塁打、
今季の被本塁打はすでに13本となり、
早くもシーズン自己最多の14本(18年)に近づいてしまいました。
これほど、ホームランを打たれる菅野は、
近年にありませんでした。
■不調の原因は「中5日」の登板間隔
疲れの原因は良く分かりませんが、
前年の疲労は持ち越すそうです。
「ファールになった球がホームラン」になる
「打ち取れた球が見送られる」といった現象ですね。
過去に中5日で登板した時のデータが物語っています。
2014年は4月に3度も中5日で登板し、夏場の7月に防御率6.12の大乱調
8月には右手中指炎症を発症して、約1カ月の戦線離脱を余儀なくされました。
反対に、2017年は7月に入るまで、中5日での登板がなかった年と、2018年は、5月に1度のみだった年は、いずれも沢村賞受賞しています。
■菅野の武器は投球術
沢村賞を2017年から2年連続で受賞し、
「球界のエース」に上り詰めた菅野智之投手。
ファンとしては、彼の武器でもある“投球術”で
見事に復活を遂げてほしいものです。
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