佐々木朗希大船渡高の二刀流は可能か? 大谷翔平との比較は

野球・プロ野球

甲子園に向けて、全国各地で熱い戦いが繰り広げられていますね。
岩手大会では16日、大船渡高校が初戦に登場。
注目は佐々木朗希投手のピッチンングです。

佐々木投手の投球内容は、
先発で2回を投げ、無安打無失点、2奪三振。
全19球のうち、ボールは6球しかありませんでした。
※試合結果は、大船渡14―0遠野緑峰

今日のテーマは「いかに少ない球数で抑えるか」。
そのワケは、9日間で計6試合に勝たなければ、甲子園に
出場できないためです。

最終学年で迎えたこの夏、地元の仲間と野球ができる
ラストチャンスにどうしても甲子園の土を踏みたい、その思いが
とても強い佐々木投手。

きょうは、佐々木投手のこれまでの経歴と、話題になった
163キロについてご紹介いたします。

佐々木朗希・大船渡高のプロフィール

大船渡・佐々木

画像引用URL

★佐々木朗希(ろうき)選手
★2001年11月3日生まれ
★岩手県陸前高田市出身
★身長・体重
189cm
81kg
★右投げ右打ち
佐々木朗希選手の名前は「ささき・ろうき」と読みます。
佐々木朗希の身長・体重に対するエピソード。
高校入学時に体を大きくするために
毎日6合ご飯を食べたといいます。

そのかいあって、186cm・71kgのサイズが、
現在は、189cm・81kgと10キロ増量に成功しています。

食事の量だけでなく、栄養バランスを考えて、筋トレ・食トレを
重ねる努力は大したものです。

★佐々木朗希(ろうき)選手

★2001年11月3日生まれ

★岩手県陸前高田市出身

★身長・体重

189cm

81kg

★右投げ右打ち

佐々木朗希選手の名前は「ささき・ろうき」と読みます。
佐々木朗希の身長・体重に対するエピソード。
高校入学時に体を大きくするために
毎日6合ご飯を食べたといいます。

そのかいあって、186cm・71kgのサイズが、
現在は、189cm・81kgと10キロ増量に成功しています。

食事の量だけでなく、栄養バランスを考えて、筋トレ・食トレを
重ねる努力は大したものです。

佐々木朗希 出身中学

小学校3年生の頃から野球を始めた佐々木朗希投手は、9歳の頃に
東日本大震災で被災し、大船渡市に移り住みました。
転校してからも、野球を続けたのは立派です。

中学は、大船渡第一中学校に進学しましたが、軟式野球部に所属し、なおも
野球を続けました。
中学生時代から球速は、最速141km/hを記録したというから驚きです。
中学3年生の時、オール気仙の一員として、東北大会に出場。

結果は「準優勝」でした。

佐々木朗希の高校最速163km

中学生で“最速141km/hを記録した”となれば、他の高校が放っておくわけありません。
郷土の花巻東や、大阪桐蔭など複数の強豪校の誘いがあったそうですが、
その誘いを断り、地元の大船渡高校に進学したのは理由があります。

佐々木朗希選手のコメント
中学の野球が楽しいので、その仲間と一緒に甲子園に行きたい」
なるほど、地元の仲間と甲子園に行きたい、とは仲の良いチームメイトが
たくさんいるのですね。
こうして大船渡高校に進学した佐々木朗希選手は、1年生の夏から試合に出場
その才能は、早くも開花して、1年生時に出場した試合ですでに147km/hを記録。

球速が増しました。
しかし、試練が襲います。
1年冬には成長痛に悩まされたのです。
思うようにトレーニングができずに、悩んでいた時期だったといいます。

2年生に進級した時には、史上最速タイの記録となる157km/hをマーク。
U-18侍ジャパンに選ばれたときは3年生で、163km/hという最速記録を作りました。

この投球を見た人の話によれば、「まるでボールが生きているみたいに動いて見えた。初めて見た」と度肝を抜かれている様子でした。

163キロ計測した時の動画
↓↓↓↓↓↓

国内での高校野球史上最速記録です。
これまでは、大谷翔平(エンゼルス)が花巻東(岩手)時代に記録した160キロでした。

佐々木朗希の二刀流は可能か?プロのスカウトの評価は?

佐々木朗希選手の武器は、その速球の速さですが、
野手としても能力は高いものがあります。

50mは5.9秒という俊足は、投打で活躍中のエンゼルス大谷翔平2世では?
という期待の選手です。

投手として登板しない日には、外野手として1番打者として
チームを引っ張っています。

春季高校野球(5月6日)岩手大会沿岸南地区予選。
佐々木朗希投手は高田戦に4番・右翼で先発出場。
4打数4安打2打点と1盗塁、の好成績を残しました。

試合は7-0で大勝し、第1代表で県大会出場が決まった。
プロ野球のスカウトは、広島、DeNA、西武の3球団。

広島・近藤スカウトは「勝負い打撃が魅力ですね。」とほめていた。
投打の二刀流については口にしなかったが、その可能性は十分にありますね。

投手としての才能は、球速以外に、球種は
ストレートの他に、スライダー・フォーク・チェンジアップの3種類。

現在はフォークはあまり投げずに、スライダーとチェンジアップを中心に
投球を組み立てているようです。

チェンジアップは145km/hといいますから、ストレートの速さに匹敵します。
これでは、高校生は打てませんね。

変化球も多彩ですし、プロですぐにでも通用するのではないか、と
周囲をワクワクさせますね。

【各球団スカウトの声】

・巨人長谷川スカウト部長
 「直球のキレは、今プロ野球界で3本の指に入る」

・阪神畑山統括スカウト
  すごいの一言。近年では(藤浪)晋太郎、大谷以来のスケール。

・ソフトバンク永井編成育成本部長
過去にいない投手で衝撃的。1軍に連れて行って投げてもらいたい。       

このようにベタ褒めですが、改善点を指摘する評論家もいます。
元ヤクルトの左腕投手だった安田氏は、次のように分析しています。

・遠心力を存分に使えていない。フィニッシュでは背中がもっと丸くなるはず。
・この投球フォームが完成されれば、166、7キロ以上は出る。

安田氏から“もっと速い球が投げられる”、と太鼓判を押された佐々木投手。
未完成のフォームを完成させて、日本プロ野球最速の165キロを更新してほしいものです。

まとめ

これだけプロのスカウトが注目する大投手ですから、
甲子園で佐々木投手が投げる姿を見てみたいと思いますね。

頑張れ!佐々木投手。

大船渡高の甲子園出場をお祈りしています。

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